【初心者向け】すみません、投資信託ってなんですか?

2021年4月現在

最近、本屋さんにいくと積み立てNISAや株に関するコーナーをよく見かけます。(見かけませんか?)コロナ時代をきっかけに会社に依存している状態、このままではいけないと投資に興味を持ったひとも多いとおもいます。

そこで今回は、投資初心者のかた向けに、投資信託について説明します!

この記事では、投資信託がどのようなものかについて学ぶことができます。

目次

投資信託とは

投資信託とは、多数の投資家から資金を集めて1つの基金とし、

この基金を運用の専門家が株式や不動産などに分散投資して、

そこで得た利益を投資家に配分するしくみの商品を言います。

要するに、投資の知識がなくてもプロにお任せして投資ができるってことですね!まとまったお金がなくても小額から投資ができて、分散投資でリスク回避もできる。

投資信託のメリット

小額から投資が可能

分散投資でリスクを抑えられる

専門家が投資、運用するため初心者でもできる

長期投資に向いているので時間を取られずに済む

投資信託のデメリット

元本は保証されていない

短期投資に向いていない

投資信託に関する用語の説明

投資信託に関する用語を確認しましょう!

用語意味
ファンド運用資金のこと。一般的には投資信託の商品を指すことが多い。
基準価額投資信託の1口あたりの時価
目論見書ファンドの説明書。ファンドの目的、特色、投資の方針、
投資のリスク、手続きなどが記載されている書類
運用報告書運用実績や運用状況などが記載されている書類

目論見書および報告書↓(気になるファンドを検索すればみれますよー)

投資信託の仕組み

投資信託には、会社型と契約型があります。

日本の投資信託には、ほとんどが契約方のため、ここでは契約型投資信託の仕組みについて説明します。

契約型投資信託とは、運用会社(ファンドの委託者)と信託銀行等(ファンドの受託者)が信託契約を結ぶ形態の投資信託をいいます。

投資信託(契約型)のしくみ

STEP
投資家から資金を集める

販売会社(証券会社・銀行・保険会社)は、投資信託(ファンド)の募集・販売を行います。

STEP
受託者(管理会社)に対して運用の指図

委託者(運用会社)はSTEP1の資金をもとにファンドを組みます

STEP
資金の管理

受託者(管理会社)は、STEP2の指図をもとに、受託した資金を株式などに投資します。

STEP
投資家へ配分する

運用によって得られた収益(分配金、償還金)は最終的に投資家へ配分されます。

投資信託のコスト

投資信託に投資するさいに、投資家が負担するコスト(主なもの)には、次のようなものがあります。

購入時手数料(投資信託の購入時にかかるコスト)

・購入時に、販売会社に支払う手数料

・購入手数料がないファンド(ノーロード)もある

・同じ投資信託でも、販売会社によって購入時手数料が異なる

運用管理費用(投資信託の保有時にかかるコスト)

・販売会社、委託者(運用会社)、受託者(管理会社)のそれぞれの業務に対する手間賃

信託財産留保額(投資信託の中途換金時にかかるコスト)

・中途換金時に徴収される手数料

中途解約した投資家の換金代金から差し引かれる投資家がファンドを解約すると、ファンドの株式などを売却するが、このとき売却手数料がかかる。この売却手数料は他の残った投資家が負担するため、他の投資家との公平を図るために、解約する投資家から信託財産留保額として徴収する。

投資信託の中途換金方法

投資信託の中途換金方法には、

解約請求買取請求の2つがあります。

解約請求投資家が委託者(運用会社)に直接、解約を請求する方法
買取請求投資家が販売会社に受益証券を買い取ってもらう(売却する)方法

投資信託の分類

投資信託をいくつかの観点から分類すると、次のようになります。

投資対象による分類

公社債投資信託株式を一切組み入れないで運用する投資信託
株式投資信託株式を組み入れて運用できる投資信託

購入時期による分類

追加型(オープン型)いつでも購入できる投資信託
単位型(ユニット型)募集期間中だけ購入できる投資信託

解約の可否による分類

オープンエンド型いつでも解約できる投資信託
クローズドエンド型解約できない投資信託(換金するときは市場で売却する)

運用スタイルによる分類

インデックス運用ベンチマークに連動した運用成果を目標とする運用スタイル
アクティブ運用ベンチマークを上回る運用成果を目標とするスタイル

ベンチマークとは、日経平均株価やTOPIXなど、運用目標とする基準のこと

アクティブ運用の場合、次の投資スタイルがあります

トップダウン・アプローチマクロ的な投資環境(経済・金利・為替など)を予測し、
資産配分や投資する業種を決定したあと、
個別銘柄を選ぶという運用スタイル
ボトムアップ・アプローチ個別企業の調査、分析から、投資対象を決定する運用スタイル
グロース型将来的に成長が見込める銘柄に投資する運用スタイル
バリュー型企業の利益や資産などから判断して、
割安だと思う名柄に投資する運用スタイル

MMFとMRF

追加型公社債投資信託には、

MMF(マネー・マネージメント・ファンド)

MRF(マネー・リザーブ・ファンド)があります。

どちらも安全性が高い短期公社債などで運用されますが、投資信託のため、元本保証はされません。

MMFが買付日から30日未満の解約にペナルティを儲けているのに対して、MRFにはこのようなペナルティがありません。そのため、MMFの方が若干利回りがたかくなっています。

上場している投資信託

上場している投資信託には、ETFや上場不動産投資信託(j-REIT)などがあります。

株式と同様に、証券市場に上場している投資信託です。株式の仕方は株式と同様です。

ETF(Exchange Traded Funds)

→日経平均株価やTOPIXなどの指数に連動するように運用される投資信託

上場不動産投資信託(J-REIT)

→投資家から集めた資金を不動産に投資して、そこから得られた利益を投資家に分配する投資信託

トータルリターン通知精度

販売会社は投資家に対し、年1回以上トータルリターンを通知することが義務付けられています。

トータルリターン通知制度のポイント

トータルリターンとは一定期間の累積損益を指します。

トータルリターン=現在の評価金額+分配金額+売却金額−買付金額

アプスタの運用状況

2021年4月10日現在

投資信託の結果はこんな感じです↓

運用結果についてまとめた記事はこちら↓

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