
・将来のために若いうちから貯金しとかないとなぁ
・FIREのために節約ばかりしている



・貯金するのが大切なのはわかるけど、ほんとにそれでいいのだろうか
・お金をつかう時にいろいろ考えてしまう
こんな不安や悩みがある人におすすめの本『DIE WITH ZERO』を紹介します。
この記事を書いているのはどんなひと?



24歳手取り20万円のふつうの会社員です。
サイドFIREを目指して資産運用をしています。
無駄な出費をおさえて、給料の8割を投資資金に当てています。
そんな私が「ゼロで死ね」という強烈なタイトルに惹かれ、『DIE WITH ZERO』を手に取り大切だと思ったことをお伝えいたします。
「DIE WITH ZERO」の主張1:今しかできないことに金を使う
【結論】若いうちから経験にお金を使う
やりたいことはあるけどお金がかかるからやめてしまったことはありますか?
時間もお金も有限ではないことは分かっているけど、ついつい先送りにしてしまっていませんか?
若い頃に経験したことはその後の人生におおきく影響されます。
つまり、時間と金を最大限に活かすカギはタイミングにあるといわれています。
人生の充実度を高めるのは、そのときどきにふさわしい経験だといいます。
大切なのは、自分がなにをすれば幸せになるかを知り、その経験に惜しまず金を使うこと
「DIE WITH ZERO」の主張2:お金の価値は年齢とともに低下する
【結論】今したいと思っていることは歳をとってからしたいとは限らない
若いうちはお金も少ないため、お金が増えてきたら自由にやりたいことをしよう!このように考えているひとはいませんか?
20代にやりたいことをするのと、40代になってからやりたいことをするのでは得られる経験値が大きく変わってきます。
いま一度、今やることに価値があるのではないかと考えてみることが大切です。
「DIE WITH ZERO」の主張3:健康は金より重い
【結論】健康なくしてお金に価値はない
若いうちは健康に気を使わず、時間とお金をもとめるのではないでしょう?
しかし、歳を取り「時間とお金」の問題が解決したら、今度は「健康」の問題に直面します。
旅行に行くことを考えると、時間とお金があっても健康でいなければ楽しめませんよね?
健康を維持するほど、人生の充実度を上げられる
「DIE WITH ZERO」の主張4:人生最大の後悔
【結論】もっと自分に忠実に生きればよかった・働きすぎなければよかった
死ぬ前に後悔することは上記の2つが挙げられています。
人生を振り返った時に、「もっとオフィスで長時間過ごしたかった」、「仕事仲間ともっと一緒に過ごせばよかった」と思うひとはいませんよね?
「自分の心の声とは違う人生を生きる」、「働きすぎる」ことによって失っているものを考えることで、あの時自分に素直になればよかったと、将来に後悔するのを防げるのではないでしょうか。
人は終わりを意識すると、その時間を最大限に活用しようとする意欲が高まる
「DIE WITH ZERO」を読んだ感想
給与所得のほとんどを投資に回して、サイドFIREを目指している私にとっては、180度違う考え方が述べられていました。
もともと「経験にお金を使う」という考え方は一致していたが、投資を続けていく中で、経験より投資にお金をまわしたい欲がでてきて、経験を先送りにすることが多くなっていた。
そんな中で、改めて「人生は経験の合計値である」ということ、「今したいことが歳をとってからしたいとは限らない」という言葉が心に残りました。
金融商品に投資をするのも大切だが、20代である今こそ経験にもっと投資をするべきではないかと思いました。
お金の使い道について考えさせられる1冊になると思います。