投資を始める上で最低限必要な基礎知識を学んでいきましょう
①利回りの意味について
②単利と複利の意味について
③投資にかかる税について
④投資のリスク要因について
利回りを知る
利回りとは、投資金額に対する利益の割合のことを言います。
例えば株式を100万円で買い、5年後に売却した際、配当金と売却益をあわせて120万得られるとします。
この場合の利益は20万円となり、20%。これを5で割ると4%となり利回りは4%となります。
単利と複利を知る
利息には「単利」と「複利」の2種類があります。元本に対してのみ利息がつくのが単利。そして、元本+利息に対してさらに利息がつくのが複利です。複利の力によって長期投資では資産の拡大を目指すことができます。
投資にかかる税を知る
投資で利益が出た場合には20.315%の税金がかかります。内訳は15.315%の所得税と5%の住民税です。取引口座開設の際に「源泉徴収あり」の特定口座を選択することで、税金の計算や納税は口座から自動的に行われるので面倒なことはありません。
投資のリスクを知る
リスクとは投資では危険を意味し、リターンの振れ幅を指します。つまり、過去のリターンの平均から、どれだけぶれる可能性があるのかを数値で示したもの。リターンの変動幅が小さいほど、リスクが低い。大きいほど高いということになります。
金融商品の価値はさまざまなリスク要因によって変動します。
為替変動リスク
為替レートの変動によって投資商品の資産価値が上下します
価格変動リスク
国内外の政治や経済の状況など、さまざまな影響を受けて投資商品の価値が変動する
流動性リスク
投資商品を売買したくても、需要がなくて売れない、あるいは供給がなくて買えないなどが起こる
信用リスク
株式や債券を発行している企業や国などの状況が悪化し、株価が下がったり利息が支払われなくなる
カントリーリスク
投資した国の政治状況が変わったり、戦争・紛争などが起こることにより価値が変動する