
このまま今の会社にいていいのか?
自分の市場価値はいくらなんだろう。



本当にやりたいことがいつまで経っても見つからない。
転職して失敗したくない、
このような悩みのある方に向けて、おすすめの本を紹介します。
結論:仕事で人間関係、異動に振り回されるのは、いつでも転職できると確信できるだけの市場価値がないから
結論:転職が怖いのは「初めての意思決定」だから。意味のある意思決定というのは必ず何かを捨てることを伴う
この本に述べられていること
- マーケットバリュー(市場価値)について
- マーケットバリュー(市場価値)の高め方
- 仕事のライフサイクル(仕事が生まれ、なくなるまでの構造)
- これから伸びるマーケットを見つける二つの方法
- 転職先となる会社の見極め方
- いいベンチャーを見極める三つのポイント
- 新卒で入るべき会社と、中途で入るべき会社の違い
- 転職エージェントのビジネスモデル
- 良いエージェントの五箇条
- なぜ、企業は高いフィーを払ってエージェントを使うのか
- 転職後の給料について
- 仕事における「楽しみ」について
- 転職と不安について
この中で1番共感できた仕事における「楽しみ」についてを紹介します。
仕事における「楽しみ」について
being型とto do型
人間には、「何をするか」に重きをおくto do型の人間と、「どんな人でありたいか、どんな状態でありたいか」を重視するbeing型の人間がいる。
99%の人間はbeing型である。だから、「心からやりたいこと」がなくても悲観する必要はまったくない。
引用元:北野唯我.「このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む転職の思考法」.ダイヤモンド社.2018年6月
上記の言葉はやりたいことがないまま年齢だけ重ねて焦ったり、不安な気持ちになることがある人にとっては、気持ちが軽くなる考え方ではないでしょうか?



私の場合はbeing型の人間であり、自由な人でありたい、会社をいつでも辞めても困らない状態でありたいと考えています。
being型の人間にとって重要な二つの状態
①自分の状態:主人公は適切な強さか。主人公は信頼できるか。
②環境の状態:緊張と緩和のバランスは心地よい状態か
1.「自分の状態」を整えるには
- マーケットバリューを高める(そもそも主人公が強くなければ、戦えない)
- その上で、仕事でつく嘘を最小化する(いくらマーケットバリューが高まり、自分が強くなっても、自分を好きでなければその「ゲーム」を楽しむことはできない
2「環境の状態」を整えるには
- この半年の間に強い緊張を感じた場面を書き出してみる
- 悪い緊張が10以上ある→職場を変える
- いい緊張が3つ未満→より難しい業務ややったことのないことに挑戦する
being型の人間が、好きなことを見つける方法
1.他の人から上手だと言われるが「自分ではピンとこないもの」から探す
2.普段の仕事の中で「まったくストレスを感じないこと」から探す



誰にでも1つくらいは思いあたることがあるのではないでしょうか?
引用元:北野唯我.「このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む転職の思考法」.ダイヤモンド社.2018年6月
まとめ
この本では、なるほど!そういう視点で考えれば良いのかと、自分自身では思いつかない企業側の視点、転職エージェント側の視点を知ることができ、転職の思考法が身につきます。
また、いまの会社が嫌だからなどの曖昧な理由で転職を考えるのではなく、自分の働くことに対する軸をもって、将来こうなりたいから今の会社を辞めて転職をするという行動が必要だと考えれるようになりました。